もっちゃんのシネマライフ

映画の感想や、オススメしたい映画を共有していきたい。そんな思いでできているブログです。

映画「フォードvsフェラーリ」感想/評価! 車好きだったら映画館で見た方がいいぞ!!!

 

こんにちは。もっちゃんです。

 

2020年。あけましておめでとうございます!

 

ということで、今年一発目の映画は…フォードvsフェラーリ! 

 

私は、自分の車も所持していますし、2年に一度東京ビックサイトで開催される東京モーターショーにも足を運ぶ程度に車が好きなので、去年からずっと楽しみにしてきました!

 

ただし、モーターファンというわけではなく、「ル・マン」については全くの無知。

ル・マンについての前情報は、モーターファンの友達から少し話を聞いただけ。 

 

そんな私が、いざ鑑賞!

 

 

あらすじ

 

 

「世界三大耐久レース」である「ル・マン」。

 

フォード・モーターは、王者フェラーリに勝つために元レーサーのカーデザイナーキャロル・シェイビーに依頼する。

 

王者フェラーリに勝つためには、フェラーリの車すら凌駕する新しい車の開発が不可欠であり、さらには優秀なドライバーも必要だった。

 

そこで、目を付けたのが破天荒で扱いずらい性格をしているイギリス人のレーサーケン・マイルズ

 

時間も資金も限られている中、王者フェラーリを任すことはできるのだろうか。

 

作品情報と注目キャスト

タイトル

フォードvsフェラーリ(原題:Ford v Ferrari

 

公開日

アメリカ:2019年11月15日

日本:2020年1月10日

 

上映時間

2時間33分

 

注目キャスト

クリスチャンベール(ケン・マイルズ)

破天荒で扱いにくい性格を完璧にこなしてくれました。

 

この映画はクリスチャンベール劇と言っていいほど、彼の演技は際立っています。

 

彼の表情には要注目です!

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マシニスト (字幕版)

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マット・デイモン(キャロル・シェイビー)

ケンを支えるシェイビー役。

 

この2人は以前から友人であり、喧嘩もしますし、支えあいもします。

 

この2人のなんとも絶妙なバランス。

 

THE 相棒って感じ。

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ノア・ジュープ(ピーター・マイルズ)

この映画で、私が個人的に好きだった役&役者さんはノア君。

 

ケンの息子役なのですが、父がレーサーという一歩間違えれば命を失う仕事をしている中、父を心配しつつも応援する姿に涙があふれてきそうでした。

 

そして、ノア君かわいい。

 

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感想/評価 

 

車の7000回転の声を聴け。

車と自分を信じ走り抜けろ!!!

 

2020年、一発目。

まさかのBest級!!!w

この映画2時間半という結構な長尺なのですが、あっという間でした。

 

なんといっても、

盛り上げ方が本当にうまい!

BGMの挿入タイミングが完璧すぎて、涙腺が反応してしまう。

 

車の開発にあたって、努力して、でも失敗して、それでもあきらめずに努力して、時には2人ぶつかりあって、そして作り出した車がGT40。

 

この映画は、車映画であるとともに家族愛と仲間愛が詰まったドラマでもありました。

 

そして、なにより車好きにはたまらなかった演出があります。

車の回転数は7000近く。時速は300km近く。

ドライバーの心拍数は上がり、車の7000回転の声に集中する。

雑音は消え去り、車と自分で会話する。

この映画は、これを体験できてしまう。

熱すぎた。 

 

車が好きな人には、間違いない作品。

車に興味がない人でも、たくさんの人が織りなすドラマと、このレーサーの体験は新鮮が体験になるはずです。

 

是非、車が好きでも好きでなくても見てほしいと思いました。

 

ちなみにこの映画、実話ベースです。

 

総評

★★★★★ ★★★★☆

 

ル・マンの歴史

これからは「ル・マン」の歴史について少し触れていこうと思います。

前情報がなくても楽しめる映画なので、劇場で見てから勉強するのもあり、見る前に前情報として目を通すのもありです!!!

 

 

 

ル・マンとは、24時間耐久レース。

1つの会社から複数の車が出場し、2人のドライバーが交互に運転します。

 

 

1960年 優勝 フェラーリ

1961     フェラーリ

1962     フェラーリ

1963     フェラーリ

1964     フェラーリ

1965     フェラーリ

 

 

そう。フェラーリは1960年から6連覇を果たしています。

1960年に王者フェラーリは目覚めました。

 

ル・マン」で優勝すると一気に名が売れるのが車業界。

フェラーリの人気は急上昇。

 

そんなとき、自動車の大量生産というやり方を軸にレースとは無縁で成長してきたフォードがフェラーリに目を付けました。

 

フォードが考えた事業拡大のやり方は、なんとフェラーリ買収。

 

しかし、そんなうまくいくわけもなくあっけなく却下されます。

 

すると、なんとフォードはレースに参戦を決意。

しかし、フォードにレースのノウハウがあるわけもなく、スポーツカーのエンジニアとドライバーを探すとこからのスタートでした。

 

そこで、目を付けたのがキャロル・シェイビーだった。

そして、シェイビーは友人のケン・マイルズを採用する。

 

そして完成した車GT40

 

さあ、ここで1965年以降のル・マンについて振り返ってみましょう。

 

 

    優勝   車     ※ドライバー

1966年 フォード GT40    ※ブルース・マクラーレン

1967  フォード ※GTマーク4

1968  フォード GT40

1969  フォード GT40

 

 

そう。このGT40を機にフォードが連覇をすることになったんです。

(※GTマーク4は、GT40を軸に改良されたもの。)

GT40が当時どれだけすごい車だったのかがわかります。

この車を作ったあの2人がとても優秀だったことは歴史からもとってわかりますね。

 

さあ、ここで注目してほしいのが、1966年の優勝ドライバーがマクラーレンということ

 

 

前情報はここまでです。

この話は、モーター界では有名なようです。

ゲーム「グランツーリスモ」でも取り上げられていた話とかなんとか。

 

 

ここまで読んで、

「あれ?ケン・マイルズは?」

と思った人は

今すぐ劇場へGOです。

7000回転の声、上がる心拍数、2人の泥臭い努力、そして家族愛を体感してきてください。

 

 

「完璧にはいかないかもしれないけれど、挑戦する価値はある。」

 

最後までありがとうございました!

 

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