映画『オブリビオン』感想/レビュー! ドンデン返し好きにはたまらない! ネタバレあり
こんにちは、もっちゃんです。
今回は映画『オブリビオン』のご紹介です!
この映画は未発表のグラフィックノベルが原作となっているSFスリラー映画となっています。
劇中で多く語られないこの映画は、人によって着眼点が違い人それぞれの楽しみ方ができそうな気がしました。
それでは紹介に入っていきます!
あらすじ
60年前に起きたエイリアン”スカヴ”からの侵略を食い止めたものの、”スカヴ”との戦闘で使用した核兵器によって地球は荒廃してしまっていた。
人類の大半は異星に移住していたのだが、そんな中コードネーム「Tech49」ジャック・ハーパーとヴィクトリア・オルセンの2人は地球で人類存続のための任務に就いていた。
ある日、ジャックは人間が生きているはずのないエリアで何者かの襲撃を受ける。
混乱している彼の目の前に現れたのは、謎の男ビーチ。
ビーチの話を聞いたジャックは、自分の使命を見つける。
作品情報と注目キャスト
タイトル
公開日
アメリカ:2013年4月12日
日本:2013年5月31日
上映時間
2時間4分
注目キャスト
トム・クルーズ(ジャック・ハーパー)
画像出典:映画.com
ミッション:インポッシブルシリーズで有名なトム。
今作では派手なアクションはありませんが、彼ってだけで安心感があります。
いい味出してました。
やっぱりかっこいい。
彼の紹介はこちらから。
(2018/10/10)現在Prime対象
モーガン・フリーマン(ビーチ)
画像出展:映画.com
なんと、現在81歳。
この映画公開当時は76歳。
めっちゃ元気なおじいちゃん。
昔の映画で有名なのは『ショーシャンクの空に』。
最近では『最高の人生の見つけ方』。(最近といっても10年前ですが)
そのほかにも、数々の名作に出演しています。
映画を見る方であれば、必ず一目は見たことあるレベル。
(2018/10/10)現在Prime対象
(2018/10/10)現在Prime対象
感想/評価
ドンデン返し好きにはたまらない映画。
アクションが好きで、さらにサスペンスが好きでドンデン返しが好きな私は、最後もう飛び跳ねてましたね。
おもしろすぎる。
いろんなとらえ方ができそうなこの映画。
友達と一緒に見て、思ったことを語り合えたらどれだけ最高だろうか…
総評
★★★★★ ★★★★☆
(2018/10/10)現在Prime対象
私は、この記事で語ってゆく。
ここからネタバレ含みます。
ネタバレがっつりしながら、考察を述べていきます。
必ず視聴してから読んでください。
(2018/10/10)現在Prime対象
※間違っている点もあるかしれません。
ジャックとは何者なのか。
彼は昔ジュリアと結婚し幸せに暮らしていた。
2017年、NASAの任務で宇宙にある”テット”に接近中、宇宙船の故障でテットに衝突してしまう。
そこでテットに捕まり、記憶を消されクローンを大量生産された。
今では、記憶を消されていいように使われている。いわばテットの使い捨ての道具になった。
記憶は消されたが、人間性は失っていない。
ヴィクトリアも同様。
しかし、ジャックには昔の記憶が少しだけ断片的に残っていた。(なんでって思うけどSFだから多少はね(゚∀゚ ))
ジュリアとは何者か。
ジャックの妻。
2017年、ジャックたちとNASAの任務で宇宙船に乗り込んでいたが、カプセルに入って”低体温液”で老化しない状態になり寝ていた。
宇宙船がテットに衝突する直前にジャックがカプセルの入った船の一部を切り離して助けた。
切り離した部分は自動的に地球に向かうように設計されていたため、60年後の映画の舞台となる2077年に墜落してきた。
テットとは何者か。
これが謎。
一度見ただけでは理解できませんでした。
映画『トランスフォーマー』のような宇宙からの侵略者的な存在なのか、人間が作った超高性能衛星なのか。
侵略者だったら、人間を滅ぼそうとする行為に説明が付きますし、超高性能衛星だったら映画『アイ・ロボット』のような高性能故機械が自我を持ち反乱を起こした、と説明が付きます。
間違いなくわかるのが、人間を滅ぼそうとしてる自我を持った超高性能の機械。
スカヴとは何者か。
正体はエイリアンではなく、人間。
地球での生存者。
テットは人間を滅ぼしたいので、ジャックたちに「人間を攻撃してきたエイリアン」として記憶を植え付けた。
人物像が分かったところで、ストーリーの考察に入っていきます。
汚染地区とは。
ジャックが行くのを躊躇っていた汚染地区。
記憶上では、核兵器によって汚染した地区。近づいたら死ぬ。
そりゃ行きたくない。
真実は、別のジャックのテリトリー。
ジャックはクローンだが、クローンという自覚はないので、ジャック同士が出会うと混乱するのは当たり前。
テットは、各ジャックにテリトリーを割り当て、それより外には「汚染地区」という名目で近づかないようにすることで、ジャック同士が出会うのを防いでいた。
ジャックの改心。
ビーチに捕まったばかりの時は信用してなかったジャック。
しかし、ジュリアが人質となっていたため、ビーチの言うことに従うしかなく、汚染地区に行く羽目になり、そこで自分のクローンと鉢合う。
この出来事によって、自分が普通の人間ではないことに気が付き、ビーチを信用した。
ラストのシーン。
Tech49のジャックに代わってTech52のジャックが来たこのシーン。
ここ、本当に人によって感じ方が変わるとこだと思いました。
私は、ハッピーエンドだとは思いませんでした。
というのも、少しの時間ですがジュリアと一緒に過ごしたのはTech49のジャックです。
ジュリアも今ではTech49のジャックに思いを寄せてると考えました。
しかし、最後に現れたのはTech52のジャック。
これ、「Tech49のジャックはどこ?」ってなりません?
ジャック側も、全員がジュリアとの記憶の断片を持っていたかは謎ですが、Tech52のジャックも持っていたので全員持っていると仮定します。
すると、全員のジャックがジュリアに思いを寄せることになります。
でも結ばれるのは一人のジャックのみ。Tech52のジャックのみです。
残りのジャックは、テットも破壊され、司令官がいなくなった状態。
どうしたらいいかわからなくなってそう。
ヴィクトリアも同様。
ハッピーなのは、テットを破壊するという目標を達成できた通称”スカヴ”の人間の生存者たちだけだと私は思いました。
それにしても、Tech52のジャックはどのようにあの場所がわかったのでしょうか。
Tech49が「俺の変わりにジュリアを頼んだぞ。」って場所を教えたのでしょうか。
なにも知らないTech52のジャックからしたら汚染地区のあの場所に来るはずありませんから。
でも、Tech49が砂漠に戻った時、縛ってた紐から抜けてどっか行ってたよなあ…
教える機会なかったよなあ…
なんでだ?( ゚Д゚)
これに関しては、劇中での描写もありませんし、みなさんそれぞれのストーリーがありそう。
いかがだったでしょうか。
なんとも複雑な気分になる映画でした。
サスペンスの難しい映画ほど難しくなく程よい奥深さがとてもよかった。
お気に入りの映画になりました!
最後までありがとうございました!
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