映画『Search/サーチ』感想/評価! ”今”のネット事情を描く! ネタバレあり
こんにちは。もっちゃんです。
今回は10/26公開の『Search/サーチ』をさっそく見てきましたのでレビューしたいと思います!!
こちらは全編PC画面の映像のみで展開されていく映画です。
しかし、この映画が先駆者というわけではなく『アンフレデッド』など以前にもPC画面でストーリーが進んでいく映画はありました。
SNSを題材にしたスリラー映画は以前に『ザ・サークル』という映画がありました。
私はこの2つの映画が合わさったような映画かな…?
という気分で見始めました( ˘ω˘ )
正直そこまで期待はしていなかったのですが、いい意味で裏切ってくれた映画となりました!!!
あらすじ
妻を亡くし、2人で暮らしていた父デビッドと16歳になる娘マーゴット。
ある日、突然マーゴットが行方不明となる。
どこに消えたのか、デビッドは真相を探るため娘のTwitterやFacebookなど、数々のSNSにログインを試みる。
しかし、そこに映し出されたのはデビッドの知っているいつもの明るい娘マーゴットの姿ではなく、父親の知らない娘の姿だった…。
作品情報と注目キャスト
タイトル
Search/サーチ(原題:Searching)
公開日
アメリカ:2018年8月24日
日本:2018年10月26日
上映時間
1時間42分
注目キャスト
ジョン・チョー(デビッド)
画像出展:Wikipedia
韓国生まれ、現在はアメリカ国籍を持っている俳優さん。
むしろこの彼の出ている映画はこれしかわからない…( ;∀;)w
最近『クレイジー・リッチ』という、アジア系の俳優をメインに撮影されたハリウッド映画が大ヒットしましたね。
アジア人の時代が来る…かも?
感想/評価
”今”の流行りや”問題”をふんだんに取り込んだ”今”を描く映画。
この映画、他人事じゃありません。
ネット上での匿名性の強いコメントや会話。
思ってないことも、簡単に書けちゃいます。
なりすましもちょちょいのちょいですよ。
改めてネットの怖さについて考えさせられます。
最近流行っているSNSが続々と登場。
さらには、日本ではあまり馴染みのないFacetimeや生配信するサイトなども使われます。
海外で流行っているアプリやサイトなのかな?
流行りが変わってから見るんじゃ、遅いです。
必ず”今”のうちに見ましょう。
サスペンスとしては簡単な内容かと思いますので、是非気楽に見に行ってみてください。
総評
★★★★★ ★★☆☆☆
私がどうしても驚きを隠せなかった劇中で登場するサービスがありました。
追悼式のライブ配信サービス。
まじか。日本だと絶対叩かれる対象になる行動を、海外だとサービスとして成り立っているのか…?
文化の違いでしょうか。あれには驚きました…。
さらにネタバレを含みながら感想を共有していきたいと思います。
ここからネタバレ含みます。
PCの画面のみ、だが退屈しない
この映画、かなりテンポがいい。
飽きないでずっと楽しめました。
Facetime、いわゆるビデオ電話を使う場面が多く、父親や娘、話し相手の表情を随時見ることができるのが大きかった。
さらに活躍するのはYoutubeなどの動画サイト。
デビッドがビデオ通話していないとき、どのようにデビッドを描くのかというと動画サイトに投稿された動画や、ニュースなどの生配信。
いずれもPCの画面上で見れるものですね。
最近PCが便利になりすぎている。TVもいらなくなるわけだ。
日本でもビデオ通話流行ったらいいのに…とふと思いました。
映像以外の描写が巧み
映像以外というと文字の描写なのですが、
文字の描写というのはメールや、SNS上のコメントなどです。
みなさん、メールを送るとき、書いた文を読み直して送るのを躊躇うことはありませんか?
躊躇った結果、文を消して別の言い回しや別の話題にする。
そう、あの感じ。
リアルすぎた。
さらには、ネットにウソや本心にないことを書く人々。
言葉はこわいです。
人を簡単に傷つけたり、印象操作だって簡単にできます。
これを匿名でもできてしまうインターネット、使い方を誤ればかなりこわい。
ネットから自分を守る
今の時代、若い人であればみんなSNSを使ったことがあると思います。
この映画で父親がSNSから情報収集をしたように、特定しようと思えば今までの投稿を調べ上げ照らし合わせたりすることによって簡単に特定できてしまうのが今の時代です。
さらに、気を付けないといけないのがパスワード。
これがバレたらもうなんでも筒抜けですね。
是非気を付けていきたいところです。
いかがだったでしょうか。
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