映画「鬼滅の刃 無限列車編」感想/評価! 心の炎(ほむら)を灯せ、心を燃やせ!
こんにちは。もっちゃんです。
去年、アニメが始まり瞬く間に人気になり、社会現象とまでなった鬼滅の刃。
アニメシーズン1が終わっても人気が落ちることはなく、さらに人気を伸ばしていく。
そして、満を持してついに映画公開。
劇場の時刻表は、電車の時刻表なみの上映回数!
この映画のやばさが見る前から伝わってきました。
このレビューは、原作の漫画を読んでおらず、アニメのみ鑑賞した私の感想です。
あらすじ
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、「無限列車」に到着する。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。
禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である「柱」のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く「無限列車」の中で、鬼と立ち向かうのだった。
(公式ページから引用)
作品情報
タイトル
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
公開日
2020年10月16日
感想/評価
心を燃やせ!
煉獄さんがとにかくかっこいい!
アクションがド派手で、王道だけどそれがいいんだ!!!
総評
★★★★★ ★☆☆☆☆
改めて
このレビューは、原作の漫画を読んでおらず、アニメのみ鑑賞した私の感想です。
又、私の好みが存分に含まれた感想になっています。
アニメってそういうものだよね。
ここからネタバレ含みます。
私がアニメの鬼滅の刃を見ておもしろいと感じた理由
人気で、友達にも勧められることが多かったため、普段アニメを見ない私ですが、鬼滅の刃を全話見ました。
おもしろい。
シリアスなテーマながらも、コメディチックな会話を挟み、緩急のある展開。
そして、私が一番好きだなと思ったのが、相手「鬼」のバックストーリーがしっかりとあることでした。
つらい過去をもつ炭治郎ですが、相手にしている鬼にもつらい過去があった。
そして、澄んだ心を持つ炭治郎と死闘を繰り広げていく中で、死に際に見失っていた優しさを取り戻す。
そんな展開に感動し、私は鬼滅の刃を気に入っていました。
炭治郎 VS 下弦「魘夢」
映画が始まり、まず繰り広げられていくこの2人の戦い。
炭治郎の「幸せな夢、見ていたいよね。わかるよ。」ってセリフにはグッと来たものがありました。
炭治郎が、強靭な精神で魘夢の術から抜け出していく様はもやは「狂人」でした。
しかし、どこか物足りない。
なんかあっけなくね?
そう感じてしまいました。
そして、決着。
原作未見の私は、あれ?もう終わりなの?って感じ。
しかも、この鬼のバックストーリーに一切触れることなく終戦。
物足りなさがものすごい。
柱「煉獄」 VS 上弦「猗窩座」
炭治郎 VS 下弦「魘夢」 の決着が付き、炭治郎が満身創痍になってる中、突然現れた上弦「猗窩座」。
しかし、今までアニメでも上弦を描かれてなかったため、どれぐらい強いのか、どれぐらい絶望的な状況なのかが全く分からない。
そして、始まる柱「煉獄」 VS 上弦「猗窩座」。
繰り広げられる激しい戦闘。
これはおもしろい。かっこいい。
こっちが本編でした。
この映画の中で一番引き込まれました。
ここで、下弦との戦闘で感じた物足りなさには納得がいきました。
「そりゃまだピークじゃないもの、物足りないね。」と。
相手の上弦「猗窩座」の血鬼術「破壊殺」、「術式展開!」とかいって地面に術式を突如出現させたり、拳で戦う戦闘スタイル、私の好みど真ん中ストライク。
煉獄さんのまっすぐな正義を貫く姿勢・生き様もかっこいいんですが、強さに貪欲な姿勢で戦闘スタイルも私の好みだった猗窩座のほうが好きになりました。
猗窩座かっけええ。
そして、猗窩座にハマった私が欲したのは、彼のバックストーリーでした。
なぜそこまで強さに貪欲、いや執着するようになったのか、それが知りたかった。
映画とTVアニメ
TVアニメの続編にあたるパートを映画化した今作。
そして、おそらくこの映画からTVアニメの二期につながると思います。
というか、アニメのシーズン2で猗窩座のバックストーリーを早く見たい。この漫画、アニメならなにかしら用意されてるはず。
そう信じています。
正直気になりすぎて、漫画買おうか迷ってます。
シーズン2楽しみにしています!!!
しかし、映画としてはどうなのか。
とも思いました。
この映画は、言い方を悪くしたら、TVアニメのシーズン1とシーズン2の中継地点なわけです。
この映画単体では、世界観やキャラの説明も一切ない為「よくわからないけど、なんかかっこいい」のような感じ方になるだろうし、逆にTVアニメは追っているがこの映画を見てない人からしたら、「シーズン2に入ったらいつの間にか煉獄さん死んでるんだけど」ってなります。
さらに、私が求めていた猗窩座のバックストーリーもきっとこれからTVアニメで描かれて行きます。
何が言いたいかといいますと、
この映画単体では鬼滅の刃を楽しみ切れなかった。
これらの理由でこの映画は「アニメとしてはおもしろい」が「一つの映画」としては微妙かな、と思いました。
おもしろいアニメって何度も見たくなるじゃないですか。
今私そうなってるんです。もう一回見たいんです。
ただ、「一つの映画」として微妙と感じてしまった作品なので、約2000円を払ってまでもう一回見ることに抵抗を感じてしまっているのが現状です。
おそらく、私がこの映画で大満足するときは、これからのアニメシリーズを見てから見返したときになるでしょう。
最後に、LiSAさんのED曲「炎」
控えめに言って最高でした。
最後までありがとうございました!
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