ゲーム「デス・ストランディング」レビュー! 小島監督が世に放った映画とゲームの融合作品
こんにちは。もっちゃんです。
今回は、ゲームではありますが映画が好きな方々にも機会があれば是非プレイしていただきたいと思い、「デス・ストランディング(以下デススト)」をレビューしていきたいと思います。
私は、楽しすぎて1週間しないほどでストーリーをクリアしてしまい、そのあとは世界観に浸りながらやり込み要素を楽しんでいます。
ただ、ストーリーのムービーをもう一度みたいため2週目に入ろうか迷っている状態。
映画としても好きだし、ゲームとも好きです。
控えめに言って神ゲー。
まだ発売して間もないので、ネタバレを極力控えていきます。
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- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2019/11/08
- メディア: Video Game
概要
「メタルギア」を世に放ち、世界的にも評価され大人気である小島秀夫監督が、コナミを退社後、新会社コジマプロダクションを立ち上げ、この会社から発売される最初のゲーム。
小島監督が、企画・脚本・監督・ゲームデザインを手掛けています。
発売日
日米:2019年11月8日
小島秀夫監督の歴史
「メタルギア」。
みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
今もまだ続くメタルギアシリーズ。
そんなとてつもない大ヒットゲームを生み出したのは小島秀夫監督でした。
このゲームの初代は1987年発売され、小島秀夫監督のデビュー作であり、現代にも続くシリーズゲームの始まりでした。
それから数年、小島さんはコナミの副社長となっていました。
しかし、2014年「メタルギアソリッド5」を発売したあとのことでした。
2015年、コナミの社内体制変更に伴って、メタルギアシリーズを作り続けてきた小島プロダクションというチームを解散させられます。それと同時に副社長という役職からも外されます。
当時、新聞で報じられていた情報なのですが、
「小島プロダクションは解散したが、第8制作部として再編。しかし、部員はインターネット環境から切り離され、小島監督自身も情報発信を禁止された、いわゆる「幽閉」状態にあったそうです。」
小島さんは2015年末にコナミを退社します。
そして、同年に新会社コジマプロダクション設立。
2016年にE3というゲームの世界的イベントで「デス・ストランディング」を発表。
あらすじ
分断されてしまった世界を再び繋げ
「デス・ストランディング」の発生によって、人々や都市は引き裂かれ、分断された。繋がりを失った人類は滅亡の危機にさらされていた。サム・ポーター・ブリッジズは、孤立し動くことができなくなった人々のために “未来”を運ぶ任務に赴く。
引用:https://www.playstation.com/ja-jp/games/death-stranding-ps4/
注目キャスト
このゲームでは、海外のハリウッドで活躍する俳優や女優さんをたんまりと採用されています。
なんと操作するキャラはノーマン・リーダス。
ノーマン・リーダス(サム・ブリッジズ)
「ウォーキング・デッド」でダリルを演じて大人気に。
ハンサムで、性格も優しいためファンサービスも欠かさない、さらにはかわいい面もあるという。
私も大好きな俳優さん。
そんなノーマンになれちゃう。
それがこのデトストというゲームなんです。
温泉につかれば「いい湯だな」を日本語で披露したり、休憩する部屋では変顔を見せてくれたりと、もうノーマンが好きな人にはたまらないゲームですよ。
間違いない。
マッツ・ミケルセン(クリフ)
最近だと、「ドクター・ストレンジ」や「ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー」に出演していた彼。
なんと彼もデスストに参戦。
ゲームを一通りやった私は、一番マッツ様が好きだった。
かっこいい。渋い。かっこいい。
ギレルモ・デル・トロ(デッドマン)
彼は、俳優というより映画監督。
ハリウッドの映画監督です。
「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞を受賞した監督様です。
そんな監督と友達の小島監督。すげぇ…。
今回は友情出演ということでギレルモ監督もデスストに参戦してます。
レア・セドゥ(フラジャイル)
ストーリーの重要な立ち位置の役フラジャイルを演じた彼女。
表情がものすごく心に刺さったのですが、あの演技をする彼女もすごいし、それをゲームに取り込んじゃうコジマプロダクションのチームもすごい。
リンゼイ・ワグナー(アメリ)
PVにも出てたあの赤い服の美人さん。
あの姿は、リンゼイ・ワグナー、彼女の若いころの姿みたいです。
私も気になって調べて知りました。
引用:https://twitter.com/Kojima_Hideo
感想/評価
誰にでも負い目がある。
それでも人は繋がり支えあえば強く生きていける。
たくさんのキャラクターが出てくるこのゲームなのですが、このゲームの物語部分とてしてよかったと思うのは、各キャラをしっかりと深堀りしてくれるので、感情移入が容易であることです。
もうひとつが、伏線をこれでもかというほどに散りばめ、時間をたんまりと使ってしっかりと伏線を回収していく点です。
これらは、映画のように約2時間の制限を受けずに作れるゲームだからこそできたことだとは思います。
物語の描き方だけで言えば、「ワンダー/君は太陽」のよう。
ジャンルで言えば、SF・サスペンス・ヒューマンドラマといったとこでしょうか。
私はサスペンスが好きなので、伏線が多いこのゲームの物語はとても楽しく、続きが気になりすぎてました。
(その結果やり込みすぎて速攻終わったのですがw)
あと、この世界へ向けたゲームで、日本の誇るべきシタジオジブリの「紅の豚」のオマージュがあって爆笑しました。
次にゲーム面での感想。
まずデメリットから入ります。
チュートリアルが長い&退屈すぎる。
このゲーム、発売日当日はSNSでは酷評の嵐でした。
それもそのはず。このゲームのチュートリアル的部分が、約3時間~4時間あります。
というのも、私の体感ですがこの3時間中ムービーが2時間、実際操作しているのが1時間なかったぐらい。
これだけならまだ許せました。
しかし、この操作している時間が、いわゆるおつかいゲーなんです。
ただただ、目的地まで歩くだけ。
めっちゃ退屈なんですよ。
そのため、掴みが悪く初日は酷評だらけでした。
しかし、2日目以降のレビューがびっくりするほど右肩上がり。
このゲームは、最初はなにもできない状態からスタートし、進めば進むほど急激にできることが増えてくるゲームだったのです。
できることが増えてくると一気に楽しくなります。
次に、基本1人用ゲームなのですが、自分が作った建設物が世界のほかのサムに共有され、ほかのサムが作った建設物を自分が使えるという今までになかった斬新なシステム。
使った施設に感謝を示したければ「いいね!」を送り感謝を表現できます。
逆もしかりで、自分で作った建設物にみんなが「いいね!」をくれます。
一緒にゲームはやっていないけど、疑似的に「繋がれる」このシステムは新鮮で楽しいものがあります。
登場キャラクターも豪華布陣で、映画が好きな私はみてるだけで楽しかったですし、ノーマンにやらせたいことをやらせてリアクションを見たり。
ゲームも好きな私は、その斬新なシステムを思う存分楽しんでいます。
みなさんも一緒にノーマンになりましょう。
そして、一人のサムとして私と繋がったときは、どうぞ「いいね!」を送ってください。
よろこびますw
【PS4】DEATH STRANDING【早期購入特典】アバター(ねんどろいどルーデンス)/PlayStation4ダイナミックテーマ/ゲーム内アイテム(封入)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2019/11/08
- メディア: Video Game
いかがだったでしょうか。
小島監督は、このゲームをゲーム初心者にやってほしい。というコメントも出しています。
是非興味がわいた方は一度プレイしてみてはどうでしょうか。
普段このブログでは映画のレビューをしているので、気に入っていただけたらぜひ読者登録、Twitterのフォロー等よろしくお願いします!
ありがとうございました!