映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」感想/評価! 実際の事件を元にしたIFストーリー 解説あり
こんにちは。もっちゃんです。
今回は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」をレビューしていきたいと思います!
この作品は、実際にハリウッドで起きた「シャロン・テート殺人事件」を元にして作らた作品。
ただ完全再現というわけではなく、IFの物語。もし~だったらという物語。
事件についての解説はのちほど。
それではさっそくいってみましょう!
あらすじ
テレビ俳優としての人気のピークが過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でありリックのスタントマンであるクリス・ブース。
リックは、目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに神経をすり減らし、情緒不安定になっていく。
一方、クリフはいつも自分らしさを失わなかった。
そんな対照的な2人は固い友情で結ばれていた。
そんなある日、リックの暮らす家の隣に、時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と、その妻で新進女優のシャロン・テートが引っ越してくる。
今まさに光り輝いているポランスキー夫妻を目の当たりにしたリックは、自分を取り戻し、再び俳優として輝くため映画の出演を決意する。
そして1969年8月9日。
それぞれの人生を巻き込み、映画史を震撼させる事件が発生する…。
作品情報と注目キャスト
タイトル
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題:Once Upon a Time in Hollywood)
公開日
アメリカ:2019年7月26日
日本:2019年8月30日
上映時間
2時間41分
注目キャスト
レオナルド・ディカプリオ(リック・ダルトン)
「タイタニック」をはじめ、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」や「インセプション」など、有名作品に数多く出演している超大御所。
なんと今回これまた大御所のブラッド・ピットと初共演。
この映画、絵がやばい。
最近の出来事ですと、日本の大人気アニメ「AKIRA」の実写映画をプロデュースしましたね。
再来年アメリカ公開予定とかなんとか。
ブラッド・ピット(クリス・ブース)
私の大好きなクエンティン・タランティーノ監督映画「イングロリアス・バスターズ」にも出演している、最もセクシーな俳優にも選ばれたことのあるブラッド・ピット。
俳優引退を示唆していたらしいが、まだまだ彼のかっこいい姿みたいから引退しないでほしい。
劇中で肉体披露していたのですが、その歳で!?って感じの体をしていた…。
もう憧れですね。
シャロン・テート殺人事件 とは
事件が起きたのは、ヒッピー文化の全盛期であった1969年8月9日。
この日、彼女と彼女の友人3人がハリウッドの自宅で殺害されました。
犯人は、ヒッピーのカルト集団「マンソン・ファミリー」でした。
リーダー的存在のマンソンは、自分自身を「悪魔」や「キリスト」などと称し、麻薬を用いて信者たちを洗脳したそうです。
感想/評価
タランティーノ監督、やりやがった。
好き放題やってんね~。
ハリウッドへの愛が詰まりまくり!伝わってきたぞ!いいぞもっとやれ!
まず、懸念点から。
タランティーノ監督の強い癖が詰まりに詰まってましたw
これまでのタランティーノ監督の映画が好きな方であれば、楽しいこと間違いなしなのですが、苦手だった方はこの映画も苦手かもしれない…。
ここからはタノシイお話。
まず、ハリウッドやアメリカの街並みが好きにはたまらない映画になっています。
自分の生まれるよりもっと前のハリウッドの姿を見ることができる。
細かいとこまで再現されていてホントに最高でした。
さらに、あの残虐な事件を昇華させるようなタランティーノ監督が思い描いた1969年のあの日。
この主役の2人といい、ラストといい
「これがぼくのかんがえたさいきょうのハリウッド」って感じ。
とりあえずタランティーノが無双してた。やりたい放題。最高。
これを演じた2人のコンビの絵も最高だし、会話劇おもしろすぎだし、
え、なにこの映画、最高しかないじゃん、楽しすぎ。
総評
★★★★★ ★★★★☆
タランティーノ監督の有名作品達
上映時間が161分で長いって???
2時間半越えだし、長いよね…
でも、実際に見ると…
これでも足らないぐらいなんですよ~~~
もっとあの時代のハリウッドを見ていたい、この主役の2人を見ていたい。
そんな気持ちになりました。
こんな長い時間飽きさせないのはさすがタランティーノ監督って思いました。