映画「IT2イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」感想/評価! ホラー映画というよりファンタジー映画
こんにちは。もっちゃんです。
今回は、恐怖のピエロが有名である「IT」の最新作「IT イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」をレビューしていきたいと思います。
前作である「IT イット "それ"が見えたら、終わり。」では、少年少女たちが「LOSERS(負け犬たち)クラブ」というチームを組みペニーワイズに立ち向かいます。
そして、深い絆を育み、再び"それ"が現れたとき、再集結するという誓いを立てるいわば青春映画。
青春要素が強すぎてあまりホラー感があまりなく、「スタンド・バイ・ミー」のホラー版ともいわれているこの作品でしたが、その続編である今作はどのような作品になっているのでしょうか。
さっそく鑑賞してきました!
あらすじ
小さな田舎町で再び連続児童失踪事件が起こってしまう…
ある日、ルーザーズ・クラブの一員であるマイクのもとに「COME HOME COME HOME(帰っておいで……)」という、"それ"からの不穏なメッセージが届く。
幼少時代に"それ"の恐怖から生き延びたルーザーズ・クラブの仲間たちは、27年前に誓った約束を果たすため町に戻ることを決意し、"それ"が仕掛けてくる恐怖に再び立ち向かっていく。
作品情報と注目キャスト
タイトル
IT イット THE END "それ"が見えたら、終わり。(原題:IT:Chapter Two)
公開日
アメリカ:2019年9月8日
日本:2019年11月1日
上映時間
2時間49分
注目キャスト
ジェームズ・マカヴォイ(ビル)
大人になったビル役。
大人になり吃音の症状がなくなっていたが、恐怖の街に帰ってきたとたんに吃音がぶり返してしまう。
ジェシカ・チャステイン(ベバリー)
大人になったベバリー役。
幼いころは父親からDVを受け、大人になった今は婚約者からDVを受けていしまう。
ジェームズ・マカヴォイとは、「X-MEN」シリーズでも共演していました。
感想/評価
つらい過去でも、それを引きずらない。
それが恐怖に心を支配されないために必要なことなのかもしれない。
それにしても、、、今回はファンタジー感すんごい強くてそんなにこわくなかった…w
前作が「スタンド・バイ・ミー」のホラー版であるならば、私は今作を「ハリーポッター」のホラー版のように感じました。
それぐらいファンタジーが強かった。
スケールも大きくなりすぎて、ちょっと笑っちゃったほど。
ホラーの描写ももちろんあるのですが、どこか既視感を感じる。
そこまで怖くないのでホラーが苦手な方でもいけるかもしれないですね。
総評
★★★☆☆ ☆☆☆☆☆
ホラーシーンの既視感の正体とは!?
私が気が付いたものが2つありました。
まず、生首が蜘蛛化して襲ってくるシーン。
これは、「遊星からの物体X」のシーンのオマージュ。
さらに、ベバリーがトイレの個室に閉じ込められるシーンなのですが、血が流れてきて、さらにドアからペニーワイズや恐怖を煽る人物の顔が覗いてくる…
これは「シャイニング」の有名なシーンのオマージュでしょう。
これは余談になるのですが、
ペニーワイズとの最終決戦の際に、彼は巨大化しさらに蜘蛛化します。
なんだか…このあたりからホラー感が一切なくなってしまったような気がしますw
上記でハリーポッターを挙げたのは、このシーンが原因。
このラストの決戦シーンがファンタジー感強すぎて、特に光の使い方がハリーポッターを彷彿とさせました。
最後に、169分はちょっと長かったかもしれませんね。
ホラー感が薄いためドキドキしている時間が少く、ホラーを期待して見に行くと痛い目を見ることになるかもしれません。
最後までありがとうございました!
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