映画『プーと大人になった僕』感想/レビューと考察! "何もしない"の本当の意味とは
こんにちは。もっちゃんです。
今回は、ついに公開した『プーと大人になった僕』を見てきたのでレビューをしていきたいと思います!
ディズニー好きの方はもちろん、「仕事が忙しい…」という人に是非見ていただきたい映画となっています!
それではいってみましょう~
あらすじ
かつて、「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファー・ロビン。
あれから月日は流れ、彼は結婚し娘が生まれ3人で暮らしていた。
しかし、大人になった彼は仕事で多忙な日々を送っており、忙しすぎるゆえに家族との約束を守ることもできずにいた。
そんな仕事人間となった彼の前に、かつての親友プーが現れる。
これは、大人になり子供心を忘れてしまったクリストファーと、純粋無垢なプーが織り成す心温まるストーリー。
作品情報と知っておくべき前情報
タイトル
プーと大人になった僕(原題:Christopher Robin)
公開日
アメリカ:2018年8月3日
日本:2018年9月14日
上映時間
1時間44分
知っておくべき前情報
誰でも知っているくまのプーさん。
しかし、どういうお話か知らない人もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、ここで設定を簡単に解説をしていきます。
ちなみに、この映画は原作を見なければ理解できない。ということはありません。
設定だけ抑えとけば、リアクション等が理解でき楽しめるとと思います。
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プーとその仲間
- クリストファー・ロビンが幼いころに親からもらったお人形。
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100エーカーの森
- クリストファー・ロビンが空想で作り出した世界。ここに、プーたちが住んでいる。
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ズオウとヒイタチ
- 「ゾウ」と「イタチ」をプーがうまく発音できずにこのような名前になった。みんなが恐れる怪物。しかし、原作では空想のため存在はしない。(※作品によって多少変わってくるようです。)
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感想/評価
純粋無垢なプーが気づかせてくれる大事なことはたくさんあった。
なんの為に仕事をしているのか。
それを見失ってはいけない。
日本人に向けて作ったの?
って思うぐらいには働きすぎな日本人向きだと思いました。
あと、ディズニー映画あるあるの映画によってOPのシンデレラ城の雰囲気を変えてくるあれ、今回も最高でした。
ありがとうございます。
そして"何もしない"が意味することとは…
総評後のネタバレで私なりの考えをまとめていきます!
よかったらお付き合いください!
総評
★★★★★ ★★☆☆☆
ここからネタバレ含みます。
クリストファーが言う"何もしない"と、プーの言う"何もしない"というフレーズ。
全く別の意味だと私は思いました。
最初のクリストファーの言う「"何もしなければ"何も始まらない。」
これは、本当に何もしないこと。言葉のまま。
プーの言う「"何もしない"を毎日している」
こっちの"何もしない"は、「自分の時間を犠牲にして働くことをしない」ということ。
きれいに言うと「自分の時間を過ごすこと」だと思いました。
プーがこのセリフを言う場面は、自分たちを置いてクリストファーが仕事に戻ろうとしたシーンでした。
それはまさに、「自分の時間を犠牲にして働くこと」。
プーの言う"何もしない"に反していますね。
さらにプーは、"何もしない"を全くしないで家族をほったらかしにするクリストファーに問いかけました。
「仕事より娘のほうが大事なのに、なんで娘のそばにいてあげないの?」
この言葉が、クリストファーに大事なことを気づかせたのでしょう。
ラストのシーンでクリストファーは「"何もしない"って、最高のなにかにつながるんだ。」と言っていました。
最初のセリフの"何もしない"という言葉とは、意味が変わっています。
この同じ文字で語っていく感じ、大好きでした。
この映画が私たちに伝えたいこと。
それは、
働いてばかりいないで、自分の時間を楽しもう。
何のために働いているのか、考え直す時間もたまにはいいのかもしれませんね。
私なりの考察を書いてみました。
みなさんはどのように考え、感じましたか?
是非コメントなどで教えてください!
それでは最後までありがとうございました!